​ハント・プラス合同会社

千葉県いすみ市山田6229

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奈良本さん(30代♂ クリエーター)

狩猟体験ツアー。 
とても濃厚な2日間だった。

まずは座学に始まり、害獣の種類やトレースの手掛かり、地形と獣害拡大の関係性の話では地形の成り立ちから解説。個人的な興味にドンピシャリで終始面白かった。

そしてフィールドへ。土着の植物や菌類の説明を受け顕微鏡観察して、糞や寝屋、獣道を急斜面にロープを掛けながら探索。そして括り罠と箱罠を仕組みの理解を深める為にデモンストレーションで設置。参加者には罠猟の資格はないので、最後に講師の猟師がしっかりと設置する。設置の仕方に人の気配を消す為の工夫が施され、猟師と獣の駆け引きが垣間見える。

夕飯は猪すき焼き。猪料理屋の自称猪オバサンが厨房で腕を振るう。熟成させた最上部位の背ロースの甘い脂と強い旨味。ついつい食べ過ぎる。

夕飯後もまた外へ。ナイトサファリ。小型の原始的なシカ、キョンを車で見て回る。動物園から逃げ出した2頭が今では推定5万頭。1時間にも満たない内に、人里の田畑や道路脇に10頭近くを目撃。

帰ってきてからも夜は長い。懇親会は猟師の仕込んだ燻製やローストがでてきて話も尽きず、気付けば日を跨ぐ。朝は早いぞ、就寝、と思いきや宿泊場所は首都圏で最も空気が澄んだ湖畔。星空観察して漸く就寝。

2日目は夷隅港の朝市。寒流暖流のぶつかる器械根という岩礁群は豊かで、伊勢海老やタコなど日本有数の漁獲量を誇る。初めてタコしゃぶを食べたけれど、タコってこんなに旨味を感じる食材だったっけ。

朝食を済ませて、前日の罠を確認。捕獲0頭。そう簡単に捕まってはくれない。

獲物がいなくたって解体はある。2日前に捕まったという個体、60kg級の大型の雌猪。これを参加者全員で革を剥ぎ部位ごとにバラしてお土産に。僕は絶対量が少ないという意味での希少部位、鼻と耳ももらった。

宿舎に戻り、お昼ご飯はまさかのビーガン料理。動物性タンパク0。肉臭いゲップが浄化されるよう。振れ幅が大きいけれども、山海田畑、地域全体の恵みを狩猟体験を通じて魅せようという粋な計らい。

最後のコンテンツ、キョン革細工。ポンチで穴を空けて刺繍やボタンを付ける。キーケースの設定だけれども、僕を含め多くの人がキョン角ケースにしていた。

振り返ってみても、これでもかというほどのコンテンツ量。かといって駆け足でなく、しっかりと体験してもらおうという姿勢を強く感じた。

企画実施してくれた、石川さん、地域の方々、そして一緒に楽しんだ参加者の方々、ありがとうございました。

きっとまた、いすみ市には訪れることでしょう。

佐野さん(40代主婦)+8歳♂

先日、と言っても既に年末!月日が経つのは本当に早い。
なんだか目が回りそうです、、
in to the wild では大変お世話になりました。
今まで様々なキャンプに参加して来ましたが、断トツに面白かったです。
石川さん始め個性的な面々との出会いも刺激的でした。
ムカデ食べたい!って小学生が存在するなんて(笑)

1日目にハンタートレイルをして、罠を仕掛けて翌日確認しにいく、という流れも大切なストーリーだったと思います。
動物だって必死で罠から逃げようとします。
罠から逃げようとして自分の手を食べたアライグマ。胃の中から手が出てきたのは驚きました。生に対する執着、野生の本能の凄みを見せつけられました。
人間はどうなんだろう?諦めてしまうのか?

そして人間の都合で害獣扱いされて駆除される動物達。それを誰かにやってもらっている事すら知らない、想像もしていませんでした。

マザーツリーの話も面白かったです。
平和そうに見える木の世界にもイジメがあって、ボスに気に入られなければ枯れてゆく。
木に生まれ変わっても大変そうだなぁ。
生きていくってどの世界でも厳しいのね、としみじみ思いました。

息子はドヤ顔で、狩猟は鉄砲ではなく罠に限るよね。鉄砲は肉が腐るからねー、アライグマの肝やばかったー、みたいな事をパパに話していました。
シャイだからあまり前面に感情を出しませんが、相当に楽しかった模様。

菌だからけの沼や、本物のマダニを見たのも初めてで勉強になりました。

松並夫妻(30代 自然体験指導者・会社員)+6歳♀+2歳♂

「いただきます」を実感するために狩猟体験ツアー(千葉県いすみ市)に一泊二日で参加しました。

内容が盛りだくさん過ぎて、数日前のことが半年以上前のような気が。
この二日間『気付きの体験』でした。

一日目は知識とフィールド。
1日目で印象に残ったのがナイトハイク。
星も見えない薄雲りの夜の森の中に入り、獣を見に行く。
独りだったら怖くて絶対できない。
大人が無言でぞろぞろとぬかるんだ夜の森に入っていくのはなかなか体験できることではなくて、スタンドバイミーのようなワクワク感がありました。
杉の匂いを感じながら、懐中電灯も消して獣を探す。
真っ暗でも段々と目が慣れて、葉の形まで見えるように。
ここで、こんな環境で動物は暮らしている、そういったことを少し垣間見た気がしました。

二日目は解体体験。
最初に親とはぐれたのか衰弱死したこどものキョンを解体する(お腹を切る)を見せてもらいました。
最前列で見ていた息子は何も言わず見入り、娘は
「(死んでしまうことは)悲しいけれど、体の中を見れて面白い。きれい」
と話してくれました。
私も同じ意見でした。

次に解体。
解体させてもらったイノシシは罠猟でかかり逃げようと骨も折れ骨まで見えるほど必死に踠いた跡がありました。
2日前にかかっていたイノシシなので、腐らせないように先に血抜きをし、内臓も抜き取ってありました。
ナイフで手首を一周し、開かれた胸に向かって一直線に切りそこを起点に皮を剝いでいく。
皮を剥いでいくとイノシシはもう肉にしか見えなかったです。
どこまでは生き物で、どこからが食べ物なのか。
そう言った線引きが自分の中でぐちゃぐちゃになっています。

今度は獣が死ぬ瞬間を目の当たりにしたい。
狩猟の本質、食や獣から派生した物に対する核心的な有難み、いのちを知りたい。
狩猟をする側の目線で見てみたい。

ハンタートレッキングで「けもの道は風の通り道とも言うんだよ」という解説を聞いて現場の人の野生動物と自然への尊崇の念を感じました。

主催のお二人、参加された皆さん、みんな子連れでも嫌な顔一つせず受け入れてもらえたことが有難く、嬉しかったです。
気が付けば娘も息子もお兄さんたちと手をつないで歩いていたり、アクロバティックに遊んでもらっていたり、子ども同士異年齢間で遊んでいました。
子どもたちの自由を尊重してくださる方々で、本当に良かったです。
ありがとうございました。