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​房州印伝

日本で初めての純国産キョン革を使用した製品の開発・販売

 

Hunt+では野生動物との共生・管理の考えから千葉県で急増する外来種の小さな鹿"キョン"を捕獲し、その革を使って小物入れやアクセサリーなどを制作・販売しています。

 

 

キョンは千葉と東京の伊豆大島で大量発生していて、農作物や自然生態系の破壊が大きな問題となっている台湾・中国原産の鹿です。なので日本とは無縁の動物のようですが、実はキョンの革は1000年以上も前から輸入されていて、剣道の防具や武士の鎧、印伝など日本古来からの伝統工芸品に最も丈夫で品質の高い皮革材料として使われ、今も様々な形で私たちの生活・文化の維持に寄与してくれています。

 

しかしこの事実は日本でほとんど知られておらず、私たちは革の利用のためだけに中国でわざわざ養殖されたキョンの革を年間数十万頭分も輸入・利用し、その一方で日本で捕獲したキョンはまったく利用することなく、その命を奪い、ただ投棄しているのが実情です。

 

生態系のバランス維持や農作物被害への防除のため急増し続けるキョンの捕獲は必要な処置です。しかし、このような事実・背景を知ることもなくキョンをただの厄介者として駆除のみを進めていくのは地球上に等しく命を授かった生物・食物連鎖の頂点でもある私たち人間の倫理やモラルさえ問われるものではないでしょうか。

 

キョンは捕獲処理されるとき、従事する者の心を抉るほどに他のどの動物よりも激しく泣き叫びます。窮地に陥ると赤ん坊の泣きマネをして仲間に助けを求める習性があるからです。その命の叫びに私たちは私たちの体を構成する細胞の一つ一つに何らかの動植物の命が宿ることを気付かされ、生命の大切さや重さはもちろんですが、そんな動植物の何万もの命で出来ている私たち自身の命の重さをキョンは教えてくれるんです。

 

このようにキョンは単なる厄介者ではなく、私たちに地球上のいち生物としての本質的に大切な何かを教えてくれる動物です。特に私たち日本人にとっては多様な示唆に富んだ存在なのです。

 

そんな思いを込めたHunt+の”意味のある商品”をぜひ手に取ってみてください。